小さな恋嘘



翌日…学校に行くと。
壱は三好君と仲良くしゃべってる。
早速やん!壱のアホ。
うちの気持ちに気付いてや…


「未央奈〜おはよ!」


「おはよ。」


壱に話しかけられた。最悪。


「三好、こいつ俺の友達の…」


「野田さんやろ?俺やって同じクラスの子ぐらい覚えてるって。喋んのは初めてやけど…」


初めて近くで三好君みたけど…かっこいいな。
壱には負けるけど〜って。
違う違う。この状況うちには、非常に最悪やん。


「三好君。これからよろしくなぁ!うちは未央奈でいいから。」


「じゃぁ、おれも俊でええよ。」


三好君、俊ってゆう名前なんや。


「うん。よろしく!」


……最悪。
うちは壱の前で何をいってんねん。
本間にアホや。



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