その灯火が消えるまで

「貴也は?好きなわけ??」

「お、俺?」


急に振られてドキッ、とする。


てかなんだショックって。

何で俺がショックなんて受けてるんだ?!



そこでなぜか美津と幹歩が浮かぶ。



「………俺は別に」

「おおっ?そうか!」


翼はほっとしたように言う。


俺は少しだけ、息苦しくなった。



「あ、でもなぁ貴也」



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