その灯火が消えるまで



「たーかやっ!」


ポンッ!


俺の肩が叩かれる。


「うっわ?! 」


振り返ると、そこには噂のやつが。


「結灯」

結灯も、怪しげな黒のマントをしてる。


にこっ!と俺と翼を見上げる。


「ちょーどいいや」

翼が口を開く。


(あ、言う気だ。)

瞬時にそう分かった。

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