その灯火が消えるまで


「…………っ?! 」


かかかっ


耳が、熱い。




「…………」


何て言えばいいんだ?


俺は、こいつと幹歩とのことのように
なりたくない。


「貴也よ。

男は本能のままに生きるものだぞ?

つまりなぁ。

思ってることを言わなきゃ、
男は早死するんだ。

さあ答えろ。

俺は貴様と戦う所存だ!」

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