その灯火が消えるまで
そのあとは魚を釣ったり米炊いたり肉を焼いて食べたりした。
今まで全然話したことないやつらとも話してたりして。
こんなやつだったんだって意外に思ったり
久しぶりに爆笑したり。
けっこう、楽しかった。
「貴也、貴也!」
「ん?なんだよ」
夕方になって、
そろそろ切り上げなくてはという頃。
俺は、少し高いところで、翼と、何人かのクラスのやつらと釣りをしていた。
そこに結灯と瑠衣も釣竿をもって現れる。