その灯火が消えるまで


仲間にもみくちゃにされていたとき。


「貴也」


小さい頃から知っている、
俺が一番落ち着ける声。




「幹歩」



俺は仲間の中から抜けて、
そいつの元へ行って。



パンッ!




ハイタッチをする。



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