その灯火が消えるまで



春日美津は、そんなに頭がいい方ではなかった。


まあ、このK高に入れて、そんなに下の方の成績じゃないなら、頭が悪い、とはならない。


でも、美津は俺たちがサッカーと勉強を両立するように、自分もモデルと勉強を両立したい、と言った。






最初は戸惑ったけど。


俺たちは結局、美津を迎え入れた。









< 96 / 413 >

この作品をシェア

pagetop