純情シンデレラ
秋分のお彼岸時に、自分が運転する車で両親とお墓参りに行くことが、当初の目標だったけれど・・・さすがに丸２ヶ月という期間は短すぎたようだ。
その視点で考えると、「“やっと”ここまで来ることができた」と言える。
でも私は、１４年もの間、ずっと乗用車に乗ることを怖がっていたんだから・・。２ヶ月ちょっとの練習の積み重ねで普通に乗れるようになったんだと思えば「“もう”ここまで来ることができたじゃないの」と言えると思う。
だから、「やっと」と「もう」の両方思えるし、両方言えることなのだろう。

でも、これだけはハッキリしている。
それは・・・どんなにくじけそうになっても、車に乗る練習を何度も何度もして良かった、ということだ。
だって、もし練習を行わなければ、私は車の事故に遭ったときの恐怖心や、「車に乗る＝怖い。だから車には乗らない」という気持ちを、ずっと引きずっていたはずだから。
そのままの気持ちをずっと「維持」し続けていたら、私はいつまでたっても変わることができなかった。

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