恋の音はすぐそばに
「…あー、ごめん。傷つけたいわけじゃなかったんだ」
「え?」
「必死になるから、可愛いな〜って思っ…」
可愛い?!
さっきよりももっと顔が真っ赤になる。
それは菜緒先輩も一緒で。
それを隠したいのか、菜緒先輩は俯いてしまった。
だけど真っ赤な耳は髪の間から見えて、それがすごく可愛くて、嬉しくて。
「ふふっ」
「ふっ」
「あははは」
2人揃って大きな声で笑う。
まさか菜緒先輩とこんな風に笑える日がくるなんて。
恋占い様々だ。
「僕は巽 菜緒-タツミ ナオ-。特進の2年」
「私は瀬戸口 天音-セトグチ アマネ-です。普通科の1年です」
「天音ちゃんって呼んでもいいかな?」
「はい!」
天音ちゃんだって!!
もう心臓バクバク言ってて、今にでも爆発しそうっ。
それくらい嬉しいのだ。
「え?」
「必死になるから、可愛いな〜って思っ…」
可愛い?!
さっきよりももっと顔が真っ赤になる。
それは菜緒先輩も一緒で。
それを隠したいのか、菜緒先輩は俯いてしまった。
だけど真っ赤な耳は髪の間から見えて、それがすごく可愛くて、嬉しくて。
「ふふっ」
「ふっ」
「あははは」
2人揃って大きな声で笑う。
まさか菜緒先輩とこんな風に笑える日がくるなんて。
恋占い様々だ。
「僕は巽 菜緒-タツミ ナオ-。特進の2年」
「私は瀬戸口 天音-セトグチ アマネ-です。普通科の1年です」
「天音ちゃんって呼んでもいいかな?」
「はい!」
天音ちゃんだって!!
もう心臓バクバク言ってて、今にでも爆発しそうっ。
それくらい嬉しいのだ。