【完】最後の恋
店を出たアキはプンプンと怒っていた。
『相談じゃないでしょ、何が婚約者よ
そんなの私に関係ない話でしょ。
二人で勝手にやってよね
言われなくても別れてやるわよ』
怒りは収まらず、終いには…
『バカヤロー!』と叫ぶ
でも、時間が経つと…
『私、何でこんなに怒ってるんだろう…』
と我に返るのだ。
『でも、私の勘は当たってたんだ…。
あの、嫌な予感はこうゆう事だった…
嫌、まだ何かある…気がする』
アキはこんな事を思いながら家へと帰った