【完】最後の恋
アキは家に帰って冷静に考えた。
そして、こう思わざる終えない。
『とにかく、古田さんと話をしてみないと…
でも、古田さんは親が勝手に婚約者を決めてる事すら知らない。
話をして、古田さんがどう出るか…』
アキは携帯を取り出し、古田に電話をした。
プルルルル…、プルルル…
呼び出し音が鳴っている間、アキはドキドキしていた
「アキ、どうした?」
『こんな時間に電話してごめんなさい』
"まだ、八時半ですが…"
『大事な話があるんです。
今から逢えませんか』
「今から?あぁー、いいけど…」
『それじゃ、すいませんがうちで話しませんか』
「分かった。
三十分くらいで行くよ」
こうして、善は急げで早速逢うことに。