桜龍
さすが、紳士の涼…

『休みの日なのに悪いよ!朝早いから!!』

遠いとか言わない方がよかったかな?

「大丈夫だよ!何時でも出せるから!遠慮しなくてもいいよ!」

うわー!有無も言わせない言い方だな…

『えっと、じゃあ、6時に迎えをお願いしてもいい?無理だったら大丈夫だよ!迎えに来てもらえるし』

仕方ない…

「うん、全然いいよー!じゃあ、6時に迎えに行くね!」

『うん、お願い』

朝早いなんて…

「いいよー!じゃあ、明日ね!」

『うん』

――ピッ

マジかよ…

とりあえず、霜月に連絡しよう

――プルルルルルル

――ピッ

「あっ!紘様!」

『明日、6時にこっちを出るから、そっちの駅に30分くらいに、迎えに来て』

「そちらへは、迎えに行かなくてよろしいのですか?」

やっぱり、霜月ならそう言うと思ってた

『うん、明日話すわ!』

今はもう脱力感しかない…

「わかりました。」

『うん、じゃあ、よろしくね!』

――ピッ

< 127 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop