桜龍
そういえば、最近体重計にのってないな…

「それで、紘ちゃんは何食べたいの?欲しいものないの?」

あー、特にこれってのはないけど…

『アイスティーが飲みたいから、欲しい』

あたしは、コーヒーも飲むがどちらかといえば、紅茶派だ

「食べ物は?なんでもいいんだよ?」

別に今何かを食べたい気分じゃない

『いらない、食べたいものもないから』

涼は、諦めたように

「しょうがないなー!でも、明日からはちゃんと食べようね!」

うっ、軽く脅されてるような感じが…

「わかったかな?紘ちゃん」

脅されてました…

『えーっと…』

あたしは、口ごもってしまった

「ん?なに?」

ヤバイ、涼は笑顔なんだけどうしろに鬼が見える

『は、はい…努力します。』

観念するしかなかった…

「うん、よろしい。じゃあ、魁斗はテキトーでもいい?」

魁斗は、好き嫌いなさそう

「あぁ…」

「わかった、じゃあ、そうやって連絡しとく!」

そう言って涼は、スマホに耳をあてた



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