桜龍
いや、まぁそうだよね…

この二人が自分では買いに行かないとは思ってた…

「紘ちゃんは、午後から授業出る?」

そうだなぁ…

『午後からは、出るよ…』

出なくてもいいだろうが、出ない理由もないからとりあえず出席はしよう

「わかった、教室まで送るねー!」

『ありがとう…』

しばらくして、数人の下っ端くんが屋上へ来た

「持ってきましたよー!」

涼に袋を渡した

「ありがとう。はい、これお金ね!」

袋を受け取って、下っ端くんたちにお金を渡した

「「ありがとうございます。失礼します。」」

頭を下げて、下っ端くん達は屋上から出て行った

袋からあたしの頼んだアイスティーを手渡された

「はい、これ紘ちゃんのね!」

『ありがとう』

涼からアイスティーを受け取り飲んだ

魁斗や涼は、お弁当を食べていた

「そういえば、紘ちゃんって身長の割には細いよね!」

身長の割って…

『そう?』

考えた事もなかった…

「体重とかも平均以下だよね?」

そこで体重の話出すの?

「平均以下だろうな…」

魁斗さん…

『あたしの体重は、平均の予定なんだけど…』

前の時は平均より少しだけ足りなかっただけだ…

「俺が軽々と持ち上げられるんだから平均よりないだろう…」

勝手に持ち上げといてなんて言い草だよ…

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