桜龍
これなら、少しくらい出ても大丈夫…だよね?

そう思って倉庫から出て、様子を見るために校舎に向かって走り出した

うおおー!

叫び声だ

グラウンドで戦ってるのかな?

なら、塀の上から見てみよう

たしか、塀の近くには木があって、グランドからは見えないところがあったはず

グラウンドの周りを少し回った

あった…ここだ

『よっ』

ジャンプして、塀の上に登った

よかった、やっぱり木があるから、あちらからこちらのことは、見えない

これなら、見ていられる

塀の近くに青龍の生徒がいた

「怖かったな、何者なんだろうな?あの先生」

先生…

「あぁ、これからもガッキーだけには逆らわない方が命の為だな」

あきちゃんだ!

「おい!お前ら校舎内に戻った方がいいぞ!」

「なんで?」

「ガッキーが、「校舎内で暴れるな!暴れてぇだけなら外いけ!クソガキ共!」て、言って刹鬼の奴ら全員グラウンドに投げ飛ばしたから!」

「マジかよ!」

「とりあえず、校舎に戻ろうぜ!」

数人の生徒は校舎に向かって走って行った

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