桜龍
あたしは、校舎へ向かって走って行った
先程の塀の上に登った
『まだ、いた…』
グランドでまだ、戦ってる
うん、みんな命に関わりそうなケガは、してなさそう…
周りを見渡してそう判断した
さすがに、命に関わりそうなケガをしてる奴を見つけたら助けないとと思っていたけど
いなさそうだし、もう少し見守って見よう
「桜庭、今日はこの辺で帰ってやるよ!」
「はっ?」
なるほどね、あいつらが、裏切ったのを知ったな…
「勘違いすんな、これは、ただの挨拶だ!次は、こんな程度じゃ済まねぇからな!」
バイクに跨り去っていった
キラッ
あれ?あのピアス…
あたしは、男の付けていた少しチェーンが長めのクロスのピアスに見覚えがあった…
大勢のバイクが去っていった
あ、抗争終わったんだ…
裏口に回ろう
出てたことバレると怒られるかなー?
塀の上から降りて周りに人が居ないことを確認して裏口へ回った
裏口から正面の玄関へ向かった
校庭へ出た
「紘っ!」
白龍幹部が、向かって来た
『みんな!無事?』
「バカっ!何出てんの?危ないでしょ!」
えっ!花音、あたしの問は無視?
『だって、物置の中に押し込まれたんだもん…』
「物置…?裏の?」
花音は、そう聞いて頷けば
「あそこかぁ…」
玲音
「あそこは、ダメだよね…」
涼
『暗かったから、裏口から入って校舎の中で見てたよ!』
「見てたのか?」
魁斗に驚かれた
あたしは、ニッコリ笑って
『うん!みんなカッコよかったよ!』
塀の上からだったけど、あたしにとってはもの凄くかっこよく見えた
「怖くなかったのか?」
魁斗は、不安そうにあたしに聞いた
『怖くなかったよ!』
あたしがキッパリ言い切れば魁斗は、安堵したのかあたしの頭を軽く撫でた
魁斗、バカだなぁ…
怖いなんて思う訳ないじゃん!
あたしだって、この世界にいたんだから…
そう言えたら、どれだけ楽だろう…
『みんな、ケガの手当てした方がいいよね?手伝うよ!』
「いや、大丈夫だよ!みんな、大したケガじゃないから!紘ちゃんは、今日はもう帰った方がいいよ!ねっ!」
涼に止められた
あ、そっか…
「紘」
魁斗に呼ばれた
『わかった、教室行って荷物とって帰るね!』
「うん、明日ね!」
涼に言われ魁斗の元へ行った
先程の塀の上に登った
『まだ、いた…』
グランドでまだ、戦ってる
うん、みんな命に関わりそうなケガは、してなさそう…
周りを見渡してそう判断した
さすがに、命に関わりそうなケガをしてる奴を見つけたら助けないとと思っていたけど
いなさそうだし、もう少し見守って見よう
「桜庭、今日はこの辺で帰ってやるよ!」
「はっ?」
なるほどね、あいつらが、裏切ったのを知ったな…
「勘違いすんな、これは、ただの挨拶だ!次は、こんな程度じゃ済まねぇからな!」
バイクに跨り去っていった
キラッ
あれ?あのピアス…
あたしは、男の付けていた少しチェーンが長めのクロスのピアスに見覚えがあった…
大勢のバイクが去っていった
あ、抗争終わったんだ…
裏口に回ろう
出てたことバレると怒られるかなー?
塀の上から降りて周りに人が居ないことを確認して裏口へ回った
裏口から正面の玄関へ向かった
校庭へ出た
「紘っ!」
白龍幹部が、向かって来た
『みんな!無事?』
「バカっ!何出てんの?危ないでしょ!」
えっ!花音、あたしの問は無視?
『だって、物置の中に押し込まれたんだもん…』
「物置…?裏の?」
花音は、そう聞いて頷けば
「あそこかぁ…」
玲音
「あそこは、ダメだよね…」
涼
『暗かったから、裏口から入って校舎の中で見てたよ!』
「見てたのか?」
魁斗に驚かれた
あたしは、ニッコリ笑って
『うん!みんなカッコよかったよ!』
塀の上からだったけど、あたしにとってはもの凄くかっこよく見えた
「怖くなかったのか?」
魁斗は、不安そうにあたしに聞いた
『怖くなかったよ!』
あたしがキッパリ言い切れば魁斗は、安堵したのかあたしの頭を軽く撫でた
魁斗、バカだなぁ…
怖いなんて思う訳ないじゃん!
あたしだって、この世界にいたんだから…
そう言えたら、どれだけ楽だろう…
『みんな、ケガの手当てした方がいいよね?手伝うよ!』
「いや、大丈夫だよ!みんな、大したケガじゃないから!紘ちゃんは、今日はもう帰った方がいいよ!ねっ!」
涼に止められた
あ、そっか…
「紘」
魁斗に呼ばれた
『わかった、教室行って荷物とって帰るね!』
「うん、明日ね!」
涼に言われ魁斗の元へ行った