桜龍
「まぁ、けいが頼れる人はみなくらいだからねー!」
でも、よくけいちゃんのことほっといたよね?
『まなねぇは、けいちゃんの全ての事情を知ってたの?』
まなねぇなら、そいつら自体潰しそうだけど…
「ん?あたしは、けいがあたしたちを巻き込まないようにした事を後から知ったのよ。だから、怒りはしたわよ!」
あ、やっぱり怒ったんだね
「まぁ、けいが巻き込みたくないと思う気持ちはわからない事じゃないからねぇ…でも、相談くらいしてくれたらすぐに片付くのにねぇ」
ケラケラ笑ってるよ…まなねぇ
『さすが、レディース元トップ…』
ボソリと呟いた
「あははは、今はちゃんとした社会人よ!これでも、チームリーダーやってるくらいなんだから!」
うん、そうだろうね…
『じゃなきゃ、あたしがまなねぇから逃げる必要もないですもんね』
まなねぇは、てへっと笑って
「悪かったと思ってるわよ、だから、逃がしてあげたじゃない!」
『はぁ…ただ単に探す暇がなかっただけだよね、それって…』
あたしがもう呆れるようにしていたのに
「そりゃ、探すと姉ちゃんが後で怒られるもんな!」
笑いながらけいちゃんが部屋に入って来た
「けいっ!」
『どーゆーこと?』
「紘が逃げた理由を姉ちゃんが言えると思うか?」
あぁ、なるほどね…
『チーフにバレると怒られるのはまなねぇだからか…』
「まぁ、ヤになるよなー!あんだけを紘が一人でこなしてくのは!」
『そうだよ!それだよ!なんで、あたし1人でやんなきゃいけなかったの?他の人でも出来るやつとかあったじゃん!』
そう、そこだ!なんで、あたしが1人で全部処理しなきゃいけなかったのかだ!
「それはぁ、紘の方が効率がいいし、そこの担当さんも紘がやると喜ぶし…」
しどろもどろに訳を話すまなねぇを見て確信した
『自分の功績を上げるためか…』
「うぐっ…」
図星だな…
「そりゃ、元ヤン上がりのねぇちゃんは功績を上げなきゃクビだもんなー!」
そりゃ、分かるけどさ、あたし1人なんだなら、限度ってものがあるでしょう…
でも、よくけいちゃんのことほっといたよね?
『まなねぇは、けいちゃんの全ての事情を知ってたの?』
まなねぇなら、そいつら自体潰しそうだけど…
「ん?あたしは、けいがあたしたちを巻き込まないようにした事を後から知ったのよ。だから、怒りはしたわよ!」
あ、やっぱり怒ったんだね
「まぁ、けいが巻き込みたくないと思う気持ちはわからない事じゃないからねぇ…でも、相談くらいしてくれたらすぐに片付くのにねぇ」
ケラケラ笑ってるよ…まなねぇ
『さすが、レディース元トップ…』
ボソリと呟いた
「あははは、今はちゃんとした社会人よ!これでも、チームリーダーやってるくらいなんだから!」
うん、そうだろうね…
『じゃなきゃ、あたしがまなねぇから逃げる必要もないですもんね』
まなねぇは、てへっと笑って
「悪かったと思ってるわよ、だから、逃がしてあげたじゃない!」
『はぁ…ただ単に探す暇がなかっただけだよね、それって…』
あたしがもう呆れるようにしていたのに
「そりゃ、探すと姉ちゃんが後で怒られるもんな!」
笑いながらけいちゃんが部屋に入って来た
「けいっ!」
『どーゆーこと?』
「紘が逃げた理由を姉ちゃんが言えると思うか?」
あぁ、なるほどね…
『チーフにバレると怒られるのはまなねぇだからか…』
「まぁ、ヤになるよなー!あんだけを紘が一人でこなしてくのは!」
『そうだよ!それだよ!なんで、あたし1人でやんなきゃいけなかったの?他の人でも出来るやつとかあったじゃん!』
そう、そこだ!なんで、あたしが1人で全部処理しなきゃいけなかったのかだ!
「それはぁ、紘の方が効率がいいし、そこの担当さんも紘がやると喜ぶし…」
しどろもどろに訳を話すまなねぇを見て確信した
『自分の功績を上げるためか…』
「うぐっ…」
図星だな…
「そりゃ、元ヤン上がりのねぇちゃんは功績を上げなきゃクビだもんなー!」
そりゃ、分かるけどさ、あたし1人なんだなら、限度ってものがあるでしょう…