桜龍
――チュンチュン

『ん、朝か…』

カーテンの隙間から入ってくる朝日が眩しい…

ベットから出たくはないんだけど…

『仕方ない…』

覚悟を決めてベットから出た

洗面所で顔を洗い、ブラウンのカラコンを入れた

あたしの瞳の色は何故かオッドアイなのだ…

右がグレー、左がゴールド

親もかなり怪しがったが鑑定してもあいつらの娘なのだ…とてつもなく、不服だが…

新しい制服に着替え始める

まだ、新しいこともあってちょっと硬い感じがする…

姿見で見ても見慣れないせいもあるだろうけど、

似合ってない…

聞いた話だとゆるい校則らしいし、少しくらい着崩しても大丈夫だよね

そう思って制服を着崩すことにした

まず、ジャケットのボタンをはずし、Yシャツのボタンを第2まではずしネクタイを少し緩めた

そして、少しだけスカート丈を短くした…

もう一度姿見で自分の姿を見てみる…

やっぱり見慣れないせいもあるけど、さっきよりはあたしらしい

これでいいや…

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