桜龍
しかも、それを魁斗に見られてたとは

『見ちゃダメじゃん!』

「いや、見れる所にいるからみてしまうだろう…」

あたしが悪いの?なぜに?

『仕方ないじゃん、ここにあたしが座ってたんだもん!』

笑っている魁斗に涼がビックリしていた

「魁斗がそんな表情で笑うの初めて見た!そんな顔も出来るんだね!」

笑うの初めて見るの?

『魁斗は、よく笑うよ?』

そう言えば涼は、更に驚き

「そうなの!」

それを、聞いた涼はいたずらっ子の笑みを浮かべ、魁斗の傍に行き耳元で何かを言ったみたい

「うっせ…」

少し顔を赤くした魁斗に涼は、更に笑った

『何?』

「ふふふ、男同士の内緒話」

小尾に音符が付きそうな感じで答えた涼

何言ったのかすっごく気になる

でも、聞いても教えてくれないだろうな…

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