桜龍
さすがに
『今日はちょっと部屋の片付けを終わらせたいから今日じゃなければいいよ。』
部屋の片付けなんて終わってるけど、Tigerの件を本部に報告してこれからの事を話さないと
「そっか、紘ちゃんは引っ越してきたばっかだもんねぇ!じゃあ、来週の金曜ならいい?」
この流れはまたオールだろう
けど、いっか
『うん、大丈夫。』
「湊人さんのお店だから!」
だと、思うけど、またゆうくんにも会えるからいっか…
今まで一緒に居てあげられなかった分、一緒に居てあげたい
いや、たぶんあたしが一緒に居たいのだろう
「じゃあ、湊人さんたちとも、歓迎会参加だよな?」
玲音が涼に確認してるってことは、
なるほどね、みなくんは、玲音と翔音のことを言ってたんだ
「うん、湊人さんや圭哉さんも交えて歓迎会しようよ!」
あぁ、この流れはまたみんな酒で勝負するのかな?
――クイクイ
翔音に少し引っ張られてみんなから離れた…
どうしたんだろ?
「ねぇ、紘はみなくんやけいくんに、もう会った?」
こそっと翔音が聞いてきた
『うん、昨日ご飯食べに行った時に会ったよ。』
あたしも小声で返した
玲音がみんなの視線を集めてくれてるスキに聞いてくるからこそバレないようにしてることは明白だ。
玲音は、みんなにバレない程度にこちらに視線を送っている
「そっか!俺らはみなくんたちと知り合いだって事は白龍の人達には隠してるんだ!みなくんがそうした方がいいって言ったから!」
なるほどね、みなくんが考えそうな事だ
『だから、玲音がみなくんをさん付けで呼んだのか…』
さっきちょっとした疑問だった
玲音も翔音も、たっくんやみなくんたちと遊んだことあるから知ってると思ってたのに、なんでさん付けで呼ぶのかな?
そうゆうことか
「うん、だから俺らはみんなの前ではさん付けで呼んでるんだ。たまに、あの頃の呼び方で言いそうで怖いけど!」
テヘッと笑ってる翔音
あの頃の笑顔とは顔付きが違うから違う感じで一瞬は見えたけど、やっぱり面影はある
あの頃の笑顔と重なる
『そっか、あたしは、もうあの頃と同じように呼んでるよ。まさか、元白龍の人だったなんて知らなかったんだもん。』
まったく、たっくんもあきちゃんも変わらなければみなくんたちも変わらない
「あはは!そうだよね!俺らもたくにぃから聞いて知ったからねー!ここに入ったのもたくにぃに「青春してこい!」って言われて入ったようなもんだし!」
クスクス笑ってるけど
たっくん、何させてんのさ。暴走族に入ることが青春なのかな?
いや、たっくんにとったらそうかもしれないけどさ…
「じゃあ、もうあきにぃにも会ったよね?」
そういえば、信じられないことにあきちゃんが先生なんだからね
忘れてたけども!!
『うん。あたしのクラスの担任だった。もう、ビックリしたよ!たっくんが居るのは知ってたけど、あきちゃんやみなくん、まさか、けいくんまでたっくんの近くに居るとは思わなかったし』
翔音は、クスクス笑ってる
「そっかぁ!担任だったのかぁ!じゃあ、後1人俺らにゆかりのある人が居るんだよ!たぶん、近いうちに会えるよ!」
うわ、なんか想像つくわ…
「って、言っても俺らも高校入る前に会ったきりだからねぇ!なんか、海外留学してるんだって!でも、紘にビックリして欲しいから誰かは教えてあげない!」
むふふ!と笑っているけど
『あぁ、なんとなく想像はつくわ…たっくんと言えば!って人でしょ?』
翔音は、ムーとしながら
「教えてあーげない!」
玲音の方へ向かって行った
この反応は間違いないと確信出来るものだった…
『今日はちょっと部屋の片付けを終わらせたいから今日じゃなければいいよ。』
部屋の片付けなんて終わってるけど、Tigerの件を本部に報告してこれからの事を話さないと
「そっか、紘ちゃんは引っ越してきたばっかだもんねぇ!じゃあ、来週の金曜ならいい?」
この流れはまたオールだろう
けど、いっか
『うん、大丈夫。』
「湊人さんのお店だから!」
だと、思うけど、またゆうくんにも会えるからいっか…
今まで一緒に居てあげられなかった分、一緒に居てあげたい
いや、たぶんあたしが一緒に居たいのだろう
「じゃあ、湊人さんたちとも、歓迎会参加だよな?」
玲音が涼に確認してるってことは、
なるほどね、みなくんは、玲音と翔音のことを言ってたんだ
「うん、湊人さんや圭哉さんも交えて歓迎会しようよ!」
あぁ、この流れはまたみんな酒で勝負するのかな?
――クイクイ
翔音に少し引っ張られてみんなから離れた…
どうしたんだろ?
「ねぇ、紘はみなくんやけいくんに、もう会った?」
こそっと翔音が聞いてきた
『うん、昨日ご飯食べに行った時に会ったよ。』
あたしも小声で返した
玲音がみんなの視線を集めてくれてるスキに聞いてくるからこそバレないようにしてることは明白だ。
玲音は、みんなにバレない程度にこちらに視線を送っている
「そっか!俺らはみなくんたちと知り合いだって事は白龍の人達には隠してるんだ!みなくんがそうした方がいいって言ったから!」
なるほどね、みなくんが考えそうな事だ
『だから、玲音がみなくんをさん付けで呼んだのか…』
さっきちょっとした疑問だった
玲音も翔音も、たっくんやみなくんたちと遊んだことあるから知ってると思ってたのに、なんでさん付けで呼ぶのかな?
そうゆうことか
「うん、だから俺らはみんなの前ではさん付けで呼んでるんだ。たまに、あの頃の呼び方で言いそうで怖いけど!」
テヘッと笑ってる翔音
あの頃の笑顔とは顔付きが違うから違う感じで一瞬は見えたけど、やっぱり面影はある
あの頃の笑顔と重なる
『そっか、あたしは、もうあの頃と同じように呼んでるよ。まさか、元白龍の人だったなんて知らなかったんだもん。』
まったく、たっくんもあきちゃんも変わらなければみなくんたちも変わらない
「あはは!そうだよね!俺らもたくにぃから聞いて知ったからねー!ここに入ったのもたくにぃに「青春してこい!」って言われて入ったようなもんだし!」
クスクス笑ってるけど
たっくん、何させてんのさ。暴走族に入ることが青春なのかな?
いや、たっくんにとったらそうかもしれないけどさ…
「じゃあ、もうあきにぃにも会ったよね?」
そういえば、信じられないことにあきちゃんが先生なんだからね
忘れてたけども!!
『うん。あたしのクラスの担任だった。もう、ビックリしたよ!たっくんが居るのは知ってたけど、あきちゃんやみなくん、まさか、けいくんまでたっくんの近くに居るとは思わなかったし』
翔音は、クスクス笑ってる
「そっかぁ!担任だったのかぁ!じゃあ、後1人俺らにゆかりのある人が居るんだよ!たぶん、近いうちに会えるよ!」
うわ、なんか想像つくわ…
「って、言っても俺らも高校入る前に会ったきりだからねぇ!なんか、海外留学してるんだって!でも、紘にビックリして欲しいから誰かは教えてあげない!」
むふふ!と笑っているけど
『あぁ、なんとなく想像はつくわ…たっくんと言えば!って人でしょ?』
翔音は、ムーとしながら
「教えてあーげない!」
玲音の方へ向かって行った
この反応は間違いないと確信出来るものだった…