桜龍
それから、隼人に倉庫に案内され、付いて行った

そこで九龍幹部達と話し、自分の全てを話した

世界的有名な龍崎グループの娘だってこと、親のこと、養子縁組のこと

すべてを打ち明けた

「ここでは、お前のことを誰も否定はしねぇし自由でいられる。お前は俺らの仲間だ。」

そう言ってくれて隼人

どれだけ、あたしが嬉しかったかきっとこいつは分からないんだろうな

後から知ったことだかこいつはあたしの2個上だった

出会ったのが、あたしが中一の頃だった

そういえば隼人に

「なんで、そこまでケンカできんだよ?」

なんて聞かれたこともあったなー!

だから、あたしに手を差し伸べてくれた聖(こうき)さんと栞愛(かんな)さんのことを話した

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