桜龍
ある日幹部たちが
「暇だから、外へ行こう!散歩へ行こう!」
と言い出し、仕方なく夜の街へ出掛けることにした。
「紘!楽しいな!コンビニでなんか買おーぜ!」
『好きにしろ』
はしゃぐ幹部たちを保護者のような気分で歩きながら、小さい公園へ来た
――バシッ
少し奥の方で、人が殴られてるような音が聞こえ『なんだ、ケンカか…』そう思い公園の中で入ったら
一人の女が2人の男に押さえ付けられていて1人がビデオを撮っていた
所謂レイプというものだ
あたしは、初めてそれを見た
女がこれほどまでに弱い人間だと初めて知った
女の人がこっちに気づき
「た、す、け、て」
そう唇を動かした
許せなくて、あたしはそばにあった小石をビデオを撮っている男に向かって投げた
――ガシャン
機械が壊れる音がした
「クソッ!何しやがる!」
あたしたちの方を見る男達
3人かと思ったが、影で見えない2人がいた事に今気づいた
『ここは、九龍のシマだ。テメーらの好き勝手には、させねぇよ。』
あたしは、唸るように言えばビビる男達
「バカッ!こんなチビ相手になにビビってんだよ。」
1人の男が言った
「お前知らないのかよ。九龍総長が変わったこと!こいつは、最強のっ…ぐっ」
男が言い終わる前にあたしはその男を殴った
『怖くねぇなら来いよ!全員ぶっ潰してやる!』
殺気を出し唸りながら言い放てば、男達は血相を変えて攻撃してきた
「手伝おうか?」
後ろで傍観者を決め込んでいた幹部の1人が聞いてきたが
『いらねぇよ。もう終わる。』
あたしが言い終わると同時に男達の意識を全員飛ばした
「このチビ、なんなんだよ…」
一人意識があったのか…
『チビで悪かったな』
そう言って顔を踏みつけた
『チッ!血が付いちまったじゃねぇか!その顔、潰してやる!』
あたしが本当にやりかねないと思った幹部たちが冗談交じりで止めた
「まぁまぁ、紘!こいつらもう意識ねぇし殴ってもしかたねぇよ!」
「その血、舐めてやろうか?」
『お前もぶっ飛ばすぞっ!』
拳を作り、殺気を出せば
「イヤだなー!紘ちゃーん!可愛い冗談だろ?」
男らしからぬポーズに殺気が沸いた
「あの…」
女が声を掛けてきた
その姿はボロボロで
『血、付いちまったけど着てろ!』
上着を着てたのは隠すためだったけど、この際仕方ない
見えるんだよな、この
「綺麗な龍…」
左肩の龍の刺青が
「だろー!これは、九龍総長の証の刺青なんだぜっ!けど、コイツのは特別で他の総長たちとは違うんだぜっ!」
幹部が袖をめくって説明し始めた
『おいっ!余計なこと言うなっ!』
「はいはーい!」
たくっ、どっから湧いてきたんだよ
『おい、家どこだ?送るぞ』
「あ、ありがとう…ご、ございます!」
当然女が泣き出したのであたしはビックリしてしまい、気分が悪いのかと思って背中をさすった
「あっ!女を泣かしてるー!」
『うっせー!黙れ!おい、大丈夫か?』
女が泣きながら首をふり
「ち、違うんです…怖くて…助けてっひく…いただかなかったら…ひくっ…どうなってただろうって…」
この時、あたしの中に『女は弱い』そう知った
あたしの周りには、強い女しかいなかったからこそ、初めて知ったことだった
あたしの周りにいた人たちは普通じゃないんだ…
[女は男には敵わない]
そう知るには十分の出来事だった
それから、あたしは女を道具のように扱う族を片っ端から潰して行った
許せなかったのだ。
女を道具としか見てない男達が
そのうちに薬にも手を出してる族も片っ端から潰して行った
だから、あたしが九龍最強の総長と言われるようになり
――桜龍――
桜のように儚く、龍のように美しい
桜龍とは、そうゆう意味だと後から知るようになった
「暇だから、外へ行こう!散歩へ行こう!」
と言い出し、仕方なく夜の街へ出掛けることにした。
「紘!楽しいな!コンビニでなんか買おーぜ!」
『好きにしろ』
はしゃぐ幹部たちを保護者のような気分で歩きながら、小さい公園へ来た
――バシッ
少し奥の方で、人が殴られてるような音が聞こえ『なんだ、ケンカか…』そう思い公園の中で入ったら
一人の女が2人の男に押さえ付けられていて1人がビデオを撮っていた
所謂レイプというものだ
あたしは、初めてそれを見た
女がこれほどまでに弱い人間だと初めて知った
女の人がこっちに気づき
「た、す、け、て」
そう唇を動かした
許せなくて、あたしはそばにあった小石をビデオを撮っている男に向かって投げた
――ガシャン
機械が壊れる音がした
「クソッ!何しやがる!」
あたしたちの方を見る男達
3人かと思ったが、影で見えない2人がいた事に今気づいた
『ここは、九龍のシマだ。テメーらの好き勝手には、させねぇよ。』
あたしは、唸るように言えばビビる男達
「バカッ!こんなチビ相手になにビビってんだよ。」
1人の男が言った
「お前知らないのかよ。九龍総長が変わったこと!こいつは、最強のっ…ぐっ」
男が言い終わる前にあたしはその男を殴った
『怖くねぇなら来いよ!全員ぶっ潰してやる!』
殺気を出し唸りながら言い放てば、男達は血相を変えて攻撃してきた
「手伝おうか?」
後ろで傍観者を決め込んでいた幹部の1人が聞いてきたが
『いらねぇよ。もう終わる。』
あたしが言い終わると同時に男達の意識を全員飛ばした
「このチビ、なんなんだよ…」
一人意識があったのか…
『チビで悪かったな』
そう言って顔を踏みつけた
『チッ!血が付いちまったじゃねぇか!その顔、潰してやる!』
あたしが本当にやりかねないと思った幹部たちが冗談交じりで止めた
「まぁまぁ、紘!こいつらもう意識ねぇし殴ってもしかたねぇよ!」
「その血、舐めてやろうか?」
『お前もぶっ飛ばすぞっ!』
拳を作り、殺気を出せば
「イヤだなー!紘ちゃーん!可愛い冗談だろ?」
男らしからぬポーズに殺気が沸いた
「あの…」
女が声を掛けてきた
その姿はボロボロで
『血、付いちまったけど着てろ!』
上着を着てたのは隠すためだったけど、この際仕方ない
見えるんだよな、この
「綺麗な龍…」
左肩の龍の刺青が
「だろー!これは、九龍総長の証の刺青なんだぜっ!けど、コイツのは特別で他の総長たちとは違うんだぜっ!」
幹部が袖をめくって説明し始めた
『おいっ!余計なこと言うなっ!』
「はいはーい!」
たくっ、どっから湧いてきたんだよ
『おい、家どこだ?送るぞ』
「あ、ありがとう…ご、ございます!」
当然女が泣き出したのであたしはビックリしてしまい、気分が悪いのかと思って背中をさすった
「あっ!女を泣かしてるー!」
『うっせー!黙れ!おい、大丈夫か?』
女が泣きながら首をふり
「ち、違うんです…怖くて…助けてっひく…いただかなかったら…ひくっ…どうなってただろうって…」
この時、あたしの中に『女は弱い』そう知った
あたしの周りには、強い女しかいなかったからこそ、初めて知ったことだった
あたしの周りにいた人たちは普通じゃないんだ…
[女は男には敵わない]
そう知るには十分の出来事だった
それから、あたしは女を道具のように扱う族を片っ端から潰して行った
許せなかったのだ。
女を道具としか見てない男達が
そのうちに薬にも手を出してる族も片っ端から潰して行った
だから、あたしが九龍最強の総長と言われるようになり
――桜龍――
桜のように儚く、龍のように美しい
桜龍とは、そうゆう意味だと後から知るようになった