爆走姉貴ー星路の苦悩ー
恐い!!
美月が関わる全ての出来事が!


つかもう美月と血が繋がっている事自体が恐怖!















「何?…星路とリンちゃんって姉弟だったの?!」



再び店に戻ると、雅治はママと共にのんびりとフルーツをつまんでいた。


いいなぁ?
今一番平和なのはお前だ、雅治。







「そう、実はリンは星路の実の姉でしたぁ♪」



何がでしたぁ♪だよ!
かわいこぶりやがって!

大体姉かよ!
戸籍では兄だから!!




けど、面と向かい言えない。

俺はうつむき、美月にばれない様に舌打ちするのが精一杯。




「星路も何で黙ってたんだよ〜」


雅治は笑いながら肩をこついてくる。





黙るしかねぇじゃん…。

だって、余計な事を言えば殺されるという美月からのメッセージがあったから。

死にたくないし。






「リンちゃんも言ってくれればいいじゃん」
「え……だって」


なぜかモジモジしつつ、俺をチラ見する美月。


………何ですか?






「弟って言ったら……失禁持ちってばらすのと同じだし…」
「持ってねぇっ!!」


まだ失禁言うか?!
< 65 / 114 >

この作品をシェア

pagetop