永遠の約束
「わー、美羽ちゃんキレイ!」
「おぅ。淳史もカッコいいな!」
淳史と2人で顔を出すと、懐かしサークルのメンバーがいた。

「美羽、久しぶり!」
「淳史も来てくれてサンキュ」

主役の誠と雪菜にも声をかけられた。
2人とも幸せそうで、自然に「雪菜、誠。結婚おめでとう」と言うことが出来た。

「ありがとう。次は、美羽と淳史の番だね」
雪菜に言われて、頭に"?"が浮かぶ。

そんな私を見て、
「淳史。お前、まだ美羽に気持ち伝えてないの?早くしないと、他の男に捕られるぞ」
淳史を見ながら誠がからかうように言う。

「あー、もう。これからちゃんと伝えるんだから、誠も雪菜も余計なこと言うな!
とりあえず顔は出したから、俺たちは行くから」

淳史はそう言って、また私の手を取る。
そして、「ちゃんと話すから、一緒に来て」と、会場から出た。


たどり着いたのは、宿泊予定のスイートルームで、
「ずっと美羽が好きだった。本番も、そのドレスで俺の隣を歩いてくれ」とプロポーズされ、私は「はい」と答えた。








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