永遠の約束
現在
招待状を見た翌日。
いつものようにパソコンに向かってデータを入力していると、トントンとノックのあとに「失礼します」と、背の高い男性が事務所にます目入ってきた。
その男性は、すぐに課長の隣に行くと、
「芳賀課長、すみません。来月のブライダルフェアに、中村さんをお借りしたいのですが、よろしいでしょうか?」
と問いかけた。
「中村さん。西脇くんから依頼が来てるが大丈夫か?」
私と彼を見ながら聞いてくる課長に、「はい、大丈夫です」と答える。
それを聞いた彼が、
「じゃあ美羽。今からランチ行ける?ちょっと打ち合わせしたいから」と、私の元に来る。
私はすぐにパソコンを保存すると、社員証と携帯と手帳を持って「お昼休憩に行ってきます」と声をかけて事務所を出た。
私は大学を卒業するとスターツホテルの"総務部経理課"に就職した。今年3年目だ。
『西脇くん』こと淳史も同じスターツホテルのブライダル部門に勤務している。
入社式で淳史に会ったときは、本気で驚いた。
しかし、彼の方は私を見ても普通だった。どうやら、誠から聞いて知っていたらしい。
2人で社食に来る。
それぞれに選んで、窓際の席に向かい合って座った。
いつものようにパソコンに向かってデータを入力していると、トントンとノックのあとに「失礼します」と、背の高い男性が事務所にます目入ってきた。
その男性は、すぐに課長の隣に行くと、
「芳賀課長、すみません。来月のブライダルフェアに、中村さんをお借りしたいのですが、よろしいでしょうか?」
と問いかけた。
「中村さん。西脇くんから依頼が来てるが大丈夫か?」
私と彼を見ながら聞いてくる課長に、「はい、大丈夫です」と答える。
それを聞いた彼が、
「じゃあ美羽。今からランチ行ける?ちょっと打ち合わせしたいから」と、私の元に来る。
私はすぐにパソコンを保存すると、社員証と携帯と手帳を持って「お昼休憩に行ってきます」と声をかけて事務所を出た。
私は大学を卒業するとスターツホテルの"総務部経理課"に就職した。今年3年目だ。
『西脇くん』こと淳史も同じスターツホテルのブライダル部門に勤務している。
入社式で淳史に会ったときは、本気で驚いた。
しかし、彼の方は私を見ても普通だった。どうやら、誠から聞いて知っていたらしい。
2人で社食に来る。
それぞれに選んで、窓際の席に向かい合って座った。