男気スイッチ
初体験
『お客様ご注文は?』『とりあえずビール』『 今日はまいったなぁ』 同僚の健二が仕事でミスをしてしまい、サービス残業をさせられてしまったのだ。 ボーイがビールを持って来て、『ご指名ございますか?』とたずねてきた。 『ななみさんいるかな』 『はい 、少々お待ち下さい。』 そう言うとボーイは、店の控え室へ向かった。時計に目をやると針は午前2時をさしていた。 指名してから1分後 ななみがやってきた。『こんばんわ、きてくれたんだ嬉しい。』 『今日もななみは一段と綺麗だよ』 『ありがとう 嬉しい』 ななみは隼人の横にちょこんとすわった。 『何か飲もうよ』 隼人はドリンクの注文を促す。『じゃあ カクテルいただきます』 ななみはボーイに注文をして、程なくして色あざやかなブルーのカクテルがテーブルに運ばれてきた。