男気スイッチ
隼人はななみの熱くうごめく舌と口唇、そしてときどきもれる吐息にフレッシュな感覚を覚えた。 心地よいインパクトが隼人の口唇から流れ込み心臓を通して全身に安らぎをもたらした。 ななみを見ると、リップクリームを唇にぬり先と同じ無表情を浮かべていた。 しばしの沈黙の後に今流行りのハイテンポな音楽がながれてくる。 ダウンタイムの始まりだ。
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