好きになってはいけないのに
第1章
第1節君との出会い
「俺がこの1年A組の担任を持つ、坂口竜
馬(さかぐちりょうま)だ。1年間宜しく
な。」
歳は20代後半っていうところだろうか。
まぁまぁイケメンだったりする。
「そしてこのクラスには、今回首席で入ってきた子がいる。」
ざわざわしてきた。
「野村彩華!君だ。おめでとう。」
クラスメートの視線を一気に感じた。
慣れない。この感じ。