元姫
「うん」
「みー!帰るのかー?」

遠くから徹が聞いてきた。
バイクをいじってるのかな?
周りに下っ端が数人いた。

「そうだよー!」
聞こえたかな?

「気をつけて帰れよー!」
「ありがとー!!」

とりあえず帰るとは言ったしもういいかな?

「じゃ帰るね」
「うん。気をつけて。また明日」

真人の言葉を背にして陽のバイクが置いてある場所まで歩いた。

倉庫から家までバイクで20分くらい。
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