訪問者数1万人突破記念!①最後の恋愛 番外 高校生大麦編
13歳の夏
中学生になったその年の夏。
俺は童貞を捨てた。
相手は3年生の林恵子って先輩で、学年一番の美人だった。
けど、学校中の男を食いまくってるとか、悪い噂が絶えない人でもあった。
夏休みの間に親友の浩輔とプールに行った帰りだったかな。
林先輩ともう一人の先輩は何て名前だったか忘れてしまった。
突然街中で声をかけられた。
「キミ、うちの学校の子だよね?」
あんまりにも唐突だったから、浩輔と顔を見合わせて、しばらく怪訝な顔で識別してた。
微笑んだ笑顔はさわやかで「遊んでる」とは思えない純朴さを感じるものだった。
一緒にいた女は、あんまり品が良い感じでもなかったけど。
「プール行ってたんだ?」
「あ、はい。そっスね。」
浩輔が答えると、もう一人の女が言った。
「じゃ、今から帰るとこ?」
俺たちは、はいって答えて頷いた。
「そんなにかしこまらないでよ、ね、これから一緒に遊ばない?」
「カラオケ行こうよ!」
矢継ぎ早に続けると、俺たちの腕を掴んだ。
俺は童貞を捨てた。
相手は3年生の林恵子って先輩で、学年一番の美人だった。
けど、学校中の男を食いまくってるとか、悪い噂が絶えない人でもあった。
夏休みの間に親友の浩輔とプールに行った帰りだったかな。
林先輩ともう一人の先輩は何て名前だったか忘れてしまった。
突然街中で声をかけられた。
「キミ、うちの学校の子だよね?」
あんまりにも唐突だったから、浩輔と顔を見合わせて、しばらく怪訝な顔で識別してた。
微笑んだ笑顔はさわやかで「遊んでる」とは思えない純朴さを感じるものだった。
一緒にいた女は、あんまり品が良い感じでもなかったけど。
「プール行ってたんだ?」
「あ、はい。そっスね。」
浩輔が答えると、もう一人の女が言った。
「じゃ、今から帰るとこ?」
俺たちは、はいって答えて頷いた。
「そんなにかしこまらないでよ、ね、これから一緒に遊ばない?」
「カラオケ行こうよ!」
矢継ぎ早に続けると、俺たちの腕を掴んだ。