訪問者数1万人突破記念!①最後の恋愛 番外 高校生大麦編
大和に出逢うまでの時間は、大和に出逢う為の過程だったんだと思った。

だから

絶対に諦めない。

そう思えた。



俺は、ベッドの中で横たわるみだらな大和を見下ろして感慨深げに頷いた。

「何じっくり見てるのよ、すけべ!」

って、大和が顔を腕で隠して赤くなりながら怒鳴った。

かわいいなぁ

俺、良かった。

さやかを傷つけることなく、こうして大和に出逢えて。

あんなことがあったってこと、大和には言えないけど

これから先、何があっても大和だけを愛し続けるって、俺は約束できる。

だって

だってさ

なんだかんだいいながらも

俺って結構、一途なんじゃね?

「愛してる」

そう囁いて、大和をぎゅっと抱きしめると、

大和も、俺を抱きしめ返した。

「ばか」

って、嬉しそうに囁き返して。




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