君の隣
 


    



         side璃咲




家に帰ってきてから
私はずっと部屋に籠もっていた。
兄さんからは零から聞いたのか
心配のメールが届いたし…

それにもうすぐ帰ってくる
さすがに準備しないとだな…


私は立ち上がりキッチンに向かった。

昴さんは何でも食べてくれるし
遠慮はいらないと思うけど…
今日はなににしようかなぁ…



渚「ただいま~」


昴「お邪魔します」


「兄さん、おかえりなさい
 昴さんいらっしゃい(ニコ」


昴「あぁお邪魔します
  今日はなにをつくったのかな?」


「今日はポトフですよ」


昴「それはいいね(ニコ」




昴さんと兄さんに洗面所に行かせ
私はテーブルに3人分の
料理を並べていく。




昴「おぉ、さすが璃咲ちゃんの作る料理だ
  美味しそうだな」


「そういってもらえてよかった」


渚「じゃあ、いただきます」


昴「いただきます」




3人でご飯を食べながら今日のことを
話し合っていると
兄さんがスプーンをおいた。




「兄さん?」


渚「今日、誰に会ったの?」


「…零から聞いたの?」


渚「零君は心配して、俺に連絡してきたんだ」


「わかってる…別に怒ってないよ
 ただ、それに関しては何も言わないで…
 ごめん、私先に寝るね」



食器を流し台においてから
私は自室に戻ってきた







   
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