3つの男子(だんご)
先に待っててくれた翔が口を開いた。

「朝、先輩に呼ばれて大丈夫だった？
朝から彩美が言ってて心配してたんだ。」

と翔が言った。

「怖かったけど大丈夫だよ。
先輩に3年の前をうろちょろしないでって言ってた。
レイのお姉ちゃんの友達だったからなんか助かったみたい。」
と私は朝にあった事を簡単に翔に話した。

「先輩って怖いんだなぁ。
１人では移動とかしないようにしてね。
心配だから。」
と翔。

「うん。レイにも言われた。
なんか、先輩の間でもう有名になってるんだって。
どこでいちゃもん付けられるかわからないから１人で歩いちゃいけないって！」
と私が翔に伝えた。

「どんな有名になってるかが心配だけど、
レイと芽依と一緒に居てね。」
と翔。

夕日が暮れようとしているので
今日のところは
翔と手を繋ぎ帰った。
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