3つの男子(だんご)

ホワイトディ

普通に班活をし
翔には普通に勉強も教えてもらったりして
なにもないまホワイトディと言う
今日を迎えた。

ドキドキしつつ
いつものようにギリギリに学校に行くと
ちょうど芽依が昇降口で待っていた。

「さくら、おはよう!
1人で教室とかこわいとか思ってるんだと
思っ待っててあげたわー!」
と芽依。
なんて、良い友を持ったのだろうと
感動してる私を置いて
芽依はすたすたともう歩き出していた。

「芽依ー!待ってよー!」
と私は走り下駄箱に向かった。

私は下駄箱を確認したが翔の靴はなかった。

クラスに入りみんなに挨拶をしつつ私は
翔のロッカーをチェック!

翔は登校している。
きっと外で遊んでいるのだろう。

準備を済ましロッカーにランドセルをしまうときに
しろい小さな紙袋があるのに気づいた。

「あっ!」

思わず私は声をあげてしまい、
中身を確認した。
ボックスと
小さな袋と
手紙が入っていた。

手紙には

さくらへ
俺も好きだ。
お返しのクッキーだよ。
あと、よかったらシャーペン使ってくれ。
翔より
と書いてあった。

私は高鳴る胸を押さえ
芽依の腕を掴み
トイレにダッシュ。

そして、芽依に報告した。
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