【完】幼なじみと同級生と恋愛小説のような恋をした1

翔太の気持ち

「翔太、いたいっ」

「あ……ごめん。」

翔太が慌てて手を離す。

手首がズキズキ痛む。

「ねぇ、なんで裕にあんなことするの?」

「聞くけど、なんで西川の心配すんの?」

ゆ、裕……。

ドキッ

「裕は関係ないっ!」

裕、ごめんね。迷惑かも知んないけど

「私は裕が好きだから」

私はこの時、翔太の告白が本当だと思ってなかった。

でも、キスのこと嫌じゃ……なかった……
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