【完】幼なじみと同級生と恋愛小説のような恋をした1
苦痛な日々

裕っ!?

昨日の告白の件があってか裕とは喋らなくなった。

なぜか移動教室も翔太と一緒になり、クラスでは噂されるようになった。

それで裕を見るといつも一人ぼっちだ。

……どうしよう。

でも、目も合わせてくれないし……。


「あおい!次、移動教室だぜっ!」

なんか今日はテンションが上がらない……

「……うん。」

「どうした?大丈夫?」

翔太の顔が視界に入る。

「……大丈夫。」

「そうか。なら元気出せよなっ!」
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