【完】幼なじみと同級生と恋愛小説のような恋をした1
「こんにちわ〜」

さっきまでの事を忘れて裕に会おうっ

「……はい。」

玄関のドアから顔を出した裕は私を見た瞬間、目を見開いた。

「ゆ、裕?」

「何か用?」

その目は冷酷だった。

「最近休んでるから心配して来たんだけど……」

そういうと無言で中に入れてくれた。

「どうぞ……」

この家に入るのは何回目だろうか。

でもこの部屋に入るのは初めてだ。

それに……、裕の様子がいつもと違う。

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