【完】幼なじみと同級生と恋愛小説のような恋をした1
むかしむかし

幼き私たち

私がまだ小学生低学年のころ。

幼稚園から一緒の私たちはずっと遊んでいた。



「あおいちゃん。ぼくとけっこんしてくらさい!」

裕はプラスチックの水色の指輪を私にくれた。

懐かしいな。当時の私たちは婚約までしていた。

「うん!喜んで。」

だが、現実はそんなに甘くなかった。

< 41 / 60 >

この作品をシェア

pagetop