【完】幼なじみと同級生と恋愛小説のような恋をした1

裕は人気者…

結局、学校に着いても無言のままで、それぞれ学科が違うので、下駄箱で別れる。






「蒼、おはよう!あ、またデートしてきてる」



で、デートだなんて……


「違うしっ。ただの幼なじみだし。」


「裕くん、意外と人気あるし?ほら……」


窓から見える奥の校舎の教室にいる裕を見つける。


友華(ゆうか)の言った通り女子の群れが出来ている。




「あんなやつ、知らないし」




だってただの幼なじみだし。
あっちだってその気じゃないし。




「そーいえば、蒼、今日暇?」




「う、うん。年中暇。」

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