中学校と吹奏楽部と
トランペットの三年生だった。ジンくんは二年生。年上彼女…。かっこいい。
…そのことは学校でも噂になり…
──楽器庫にて──
「なーはるかー」
「はい?」
私を呼んだのは、他でもない。先輩の彼女、沙織ちゃん。
楽器庫には、私と沙織ちゃんの2人だけ。
「あのね、変な噂、流れてない?」
「なんのことですか?」
わからなかった。
本当に。心から。
でも、沙織ちゃんの話を聞くうちにわかってきた。
「あー…ジンくん…ですか」
「そ、ジン」
何を言われることやら?
「付き合ってないから」
え?
「付き合ってないからね!!」
そう言って去っていった。
どうしたものか…
…そのことは学校でも噂になり…
──楽器庫にて──
「なーはるかー」
「はい?」
私を呼んだのは、他でもない。先輩の彼女、沙織ちゃん。
楽器庫には、私と沙織ちゃんの2人だけ。
「あのね、変な噂、流れてない?」
「なんのことですか?」
わからなかった。
本当に。心から。
でも、沙織ちゃんの話を聞くうちにわかってきた。
「あー…ジンくん…ですか」
「そ、ジン」
何を言われることやら?
「付き合ってないから」
え?
「付き合ってないからね!!」
そう言って去っていった。
どうしたものか…