訪問者数1万人突破記念!②短編小説「恋愛リアリスト」
現実的に考えてありえない
「まさか、初めてのキス?」

違いますっ、て答えようとして、いや、違うかと思って顔を伏せた。

別に否定も肯定もする必要がないじゃない。

しかし、顔が焼けるように熱くなる。

どうした私!

怒ってるのか?

怒ってるんじゃないのか?

こんな、ウブな小娘みたいな反応しちゃうなんて

どうかしてるぞ、私!

「可愛いよね、君。」

そんな

そんなことをストレートに言われると

・・・幾ら私でも

照れるし嬉しいし

恥ずかしいし

さすが、さすが海外戻り!
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