恋煩い
そろそろ先生来る時間だな
ガラッ
「オーシッ、席付けよー」
「愛莉!また後でねー」
『うん!』
よしっ!今日も頑張ろー!
カタン
「じゃぁ、出席取るぞー」
「浅原ー」
ー「次ー、谷村」
............
ん?
何で返事しないの?
チラリ
『ぐー』
ねっ、寝てるー?!
「おーい、谷村ぁ」
やっ、やばい!
コソッ
『祐!祐!起きて!!』
「ん、おはよー愛莉」
へにゃ
きゅんッ
その顔反則だよっ
「ほーう、朝からイチャつくのはいいが
出席が終わってからにしてくれないか?
それと谷村、寝てたよな」
「『ビクッ』」
先生怒ってる!
「イヤー、先生すみません
先生の声があまりにも美声なもんで」
「おぅ、それはすまんな!ってなるか!!」
―クスクス―
「まぁいい、じゃぁ続き始めるぞー
次したら内申点下げるからなー」
「ホント!すみません!!」
―アハハハハ―
カタンっ
『もう、祐のせいで怒られちゃったじゃない!』
「ごめん、ごめん
でも起してくれて、サンキューな!」
ニカッ
きゅうぅぅぅんっ
もっ、もうその顔ダメだー!!
祐がキラキラして見えてきた
末期だ
くそぅ!カッコイイな!!