伝説の華
愛紗side
愛「もう朝?
学校行きたくないよ」
こう思うのは夏休みが終わってから急に始まった嫌がらせが原因なの
最初はすれ違う時に悪口を言われる程度だったけど、だんだんエスカレートしていき最近では靴箱や机、ロッカーに悪口が書かれた紙が入れられるようになった
昔のことを思い出して怖かった
本当はあむや愛狼のみんな、そうに相談したかった
でも、迷惑をかけてしまうかもって思ってしまいどうしても話すことができなかったの
日が経っていくことにうまく笑えなくなっていたから、勘の鋭いあむにバレないかずっと不安だった
愛「はぁー、学校行かないと迷惑かけちゃうよね。準備しよ」
¦
¦
愛「いってきまーす!」
「いってらっしゃい!
気をつけてね!」
愛「はーい!」
玄関でいつもお母さんに見送ってもらう度、いじめられてることを話したくなる
でも、お父さんが単身赴任で家にいない時にお母さんに迷惑はかけれない
お父さんがいなくてお母さんが寂しがってること分かってるし
また、悲しませたくないもん
だから、私が我慢する
それだけで解決するの
傷つくのは私だけでいいの
愛「終わってなかったんだ」
最近は靴箱に悪口の紙が入ってなかったからてっきり嫌がらせも終わったと思ってた
そんな早くに終わるはずないのにね
愛「あれ?呼び出しの紙?」
珍しい
いつもは私が教室にいる時に呼び出しするのに
とりあえず読んでみよ
"橘 愛紗様"
"これを読んだらすぐに南棟の2回の空き教室に来てください"
今?
行きたくない
だけど、これで嫌がらせがひどくなるのも嫌だから行くしかないよね
幸いのことに南棟は玄関からすぐ近くだし、少しだけだけど生徒も立ち入ってるから怪しまれることはない
ガラガラ
愛「どうしたんですか?」
怖がってるって思われたくなくて強気に言ったけど、結局声が震えてしまう
やっぱり弱いな
愛「もう朝?
学校行きたくないよ」
こう思うのは夏休みが終わってから急に始まった嫌がらせが原因なの
最初はすれ違う時に悪口を言われる程度だったけど、だんだんエスカレートしていき最近では靴箱や机、ロッカーに悪口が書かれた紙が入れられるようになった
昔のことを思い出して怖かった
本当はあむや愛狼のみんな、そうに相談したかった
でも、迷惑をかけてしまうかもって思ってしまいどうしても話すことができなかったの
日が経っていくことにうまく笑えなくなっていたから、勘の鋭いあむにバレないかずっと不安だった
愛「はぁー、学校行かないと迷惑かけちゃうよね。準備しよ」
¦
¦
愛「いってきまーす!」
「いってらっしゃい!
気をつけてね!」
愛「はーい!」
玄関でいつもお母さんに見送ってもらう度、いじめられてることを話したくなる
でも、お父さんが単身赴任で家にいない時にお母さんに迷惑はかけれない
お父さんがいなくてお母さんが寂しがってること分かってるし
また、悲しませたくないもん
だから、私が我慢する
それだけで解決するの
傷つくのは私だけでいいの
愛「終わってなかったんだ」
最近は靴箱に悪口の紙が入ってなかったからてっきり嫌がらせも終わったと思ってた
そんな早くに終わるはずないのにね
愛「あれ?呼び出しの紙?」
珍しい
いつもは私が教室にいる時に呼び出しするのに
とりあえず読んでみよ
"橘 愛紗様"
"これを読んだらすぐに南棟の2回の空き教室に来てください"
今?
行きたくない
だけど、これで嫌がらせがひどくなるのも嫌だから行くしかないよね
幸いのことに南棟は玄関からすぐ近くだし、少しだけだけど生徒も立ち入ってるから怪しまれることはない
ガラガラ
愛「どうしたんですか?」
怖がってるって思われたくなくて強気に言ったけど、結局声が震えてしまう
やっぱり弱いな