伝説の華
次の日、金龍の倉庫はピリピリとした雰囲気が漂っていた

詩「なんか暗ーい」

こうやって空気壊す人はもちろん愛狼の方

まぁ、みんな喧嘩好きだからね

奏「いや、逆に何でそんなに明るいんだよ」

遼「暴れられるしな!」

暴れられる?

空「りょうさん?」

遼「は、はい」

空「誰が暴れていいって言ったのかな?」

遼「すみません。暴れません」

詩「りょう怒られてる〜」

玲「馬鹿だもんな」

怜「あむ、いつもこうなのか?」

空「うん。
敵きてもこれだよ」

怜「相手怒んねぇのか?」

空「毎回怒るよ」

怜「大変だな」

空「まぁね」

いつもこう騒いでるから相手にはよくキレられるんだよね

慣れてるけど

それに比べて金龍の倉庫は静かだからなんか違和感あるな

愛「今何時??」

奏「20時だ」

愛「あむー!
あと2時間あるからケーキ食べよ!」

空「うん!
あたしフルーツタルト!」

詩「僕はチーズケーキ!」

海「俺はチョコケーキ!」

遼「俺もチョコケーキ!」

玲「ショートケーキ!」

悠「俺もショートケーキ」

怜「ここ俺らの倉庫だぞ?」

『知ってる〜』

空「美味しい〜!」

怜「ハァー」

あとで蒼から聞いたけど、あたしたちがケーキ食べてる側でれんが溜息をついてるとは知らずに呑気にケーキを食べいたらしい
< 132 / 170 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop