伝説の華
もしかして、れんを狙ってるのか!?

ダメ

れんだけは守らないと

気付いたら、れんのほうに走っていってた

間に合って

バンッ

怜「あむ!?」

間に合った

あたしに弾が当たったけど、れんが傷つかなくてよかった

だけど、これで終わりじゃないんだよね

空「許さねぇ。
俺の仲間を傷つけようとしたな」

「ヒ、ヒイッ。
許してください!すみませんでした!」

ブチッ

許してください?

すみませんでした?

空「謝って許されることじゃねぇだろ!
あたしたちのの両親を殺したあげく、あたしの彼氏の夏希まで殺そうとしやがって!」

謝ったってもうお母さんとお父さんは戻ってこないんだよ

それなのに命乞いするとか馬鹿みたい

バキッ

やっと終わった

クラッ

あれ?

立ってられない

倒れると思った時、誰かに受け止められた

怜「あむ!
何でそんなに無理すんだよ!」

れんだったんだ

空「れん。
あたしね最初はほかの人が好きだったの。
でも、気づいたら、れんのことが好きになってたの」

怜「それ以上話すな!」

れん悲しい顔してる

あたしがさせてるんだよね

空「な、かな、い、で。わ、らって」

そう言って私は意識を失った

空夢sideend
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