伝説の華
目が覚めると真っ白い部屋にいた。

空「ここどこ?」

萊「ん?あむ目覚めたのか!
今ナースコール押して先生呼ぶからな!」

ナースコールっていうことは、ここは病室か。

ナースコールを押して少ししたら医者と看護師が病室に入ってきた。

『どこか具合の悪いところはありますか?』

空「ないです。」

『そうかですか。明日退院できますので。』

萊「分かりました。ありがとうございました。」

『では失礼します。』

空「ねぇ、らいあたしどのくらい寝てたの?」

萊「5日間だな。このまま目覚めなのかと思っていたから目が覚めてよかった。」

そっからいもお父さん、つまり自分の兄が亡くなって辛いよね。

ごめんね。

あたしのせいだ。

空「そう。うみはあの後どうなったの?」

萊「家を出ていった。」

空「そっか。ねぇ、らい。
あたし坂城組と坂城財閥継ぐね。」

萊「はぁ?それ本気で言ってるのか?」

空「うん。」

萊「分かった。その代わりに俺も手伝うからな。」

空「わかった。」

それから組はらい、財閥はこうちゃんに手伝ってもらうことになった。

これがあたしの過去。

あとで調べて分かったのは両親を殺した男は、汚い手を使うことで有名な佐々木組の組長だってことと空海が金龍に入ったこと。

空海が今どこにいるのかしれて良かった。

あたしのことは恨んでてもいいから幸せに暮らして欲しかったから安心した。
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