伝説の華
組と財閥を継ぐことにしたのは、組員と従業員に小さい頃からお世話になってるからちょっとした恩返しするためなの。

今となっては継いでて良かったなって思うけどね。

だって、お父さんとお母さんがつくってきたものを守れるし、この仕事が誇らしいしね。

詩「ゆーめーと!」

空「ん?どーしたの?」

悠「どうしたのじゃないよ。
昼になったら来るって言っただろ。」

空「あー、そうだった!」

遼「ちゃんと話聞いとけよ。」

空「はいはい。玲、お昼食べよ!」

遼「人の話さ玲「そうだね!」
れいも話遮るなー!」

悠「りょううるさいよ?」

遼「すみません。」

りょうたちといると騒がしいけど、安心できるんだよね。

みんなのこと大好きってことは照れくさいし、調子にのるから言わないけどね。

詩「みんなこっちの日陰で食べよー!!」

空「うん!」

玲「何食べる?」

空「サンドウィッチある?」

悠「あるよ。はい、タマゴサンド。」

空「ありがと!」

タマゴサンドはあたしの好きな食べ物なんだよ!

遼「今日倉庫行くか?」

詩「行くー!」

悠「行くよ。」

空「久しぶりに行こーかな!」

玲「あむが行くなら行く」

久しぶりにあいつらに会えるんだな。

みんな元気で一緒にいると楽しいんだよね。

詩「あー!」

空「なに?」

詩「午後の授業サボって倉庫行こ!」

悠「それはさすがに…」

遼「ゆうの言う通りだ。」

空「それいいかも!れい、しおん、教室に戻ろ!」

玲・詩「うん!」

遼「俺らは?」

空「行かないんでしょー?ばいばーい!」

バタンッ
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