伝説の華
空夢side

あおもあたしと似てるんだ。

今まで自分を責めて生きてきたんだろうね。

空「泣きたいなら泣きな」

あたしみたいになってほしくなくて、気が付けばこの言葉を言っていた。

蒼「うわぁーん」

あおはしばらく泣いた後落ち着いたらしく、今まで見た中で最高の笑顔で笑った。

蒼「ありがと!」

空「うん。
お兄さんはあおのこと責めてないよ」、だから笑いな。」

蒼「うん!」

自分は笑えてないくせによく言えるなって思う。

その後少ししてあおは帰った。

空「紅に電話してみるか」

ちなみに紅はあおがさっき話してたお兄さんだよ。

今は組長補佐であたしの右腕なんだよ。

1年前繁華街でフラフラしていてほっとけなくて声をかけたのがきっかけんなんだよね。

元からあかは喧嘩が強かったからすぐに力がついたんだよね。

それで気付いたらあたしとらいとこうちゃん以外で1番強くなってたの。

だから、今はあたしの右腕になってるんだよね。

プルル、プルルルルル

紅「はい。」

空「弟に会いたい?」

紅「あぁ。もちろんだよ。」

空「分かった。
少しあとになるけど」

紅「わかった。たまには帰ってこいよ」

空「明日あたりに帰る。じゃ。」

紅「あぁ。じゃあな。」

ピッ

明日は本家に行かないといけないから早く寝るか。

そんなことを考えてたら眠りについてた。




空「ふぁー。」

今の時間は5時か。

ちゃっちゃと準備しちゃうか。

ピンポーン

朝ごはん食べて、ウィッグとカラコンをつけてたらチャイムがなった。

ガチャ

玲「おはよう」

空「おはよ」

『夢斗様おはようございます!
これ受け取ってください!』

空「おはよう。ありがとな」

玲「すごい量だね」

昨日より量が増えたかも。

現にれいの顔引きつってるしね。

朔「ゆめとさん。おはようございます。
ちょっといいですか?」

空「あぁ。れいこのお菓子よろしく」

玲「わかった」

空夢sideend
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