伝説の華
空夢side

奏「これで終わり。つまんないですよね?」

空「あぁ、つまんねえな」

奏「すい空「会う資格がないって思っているのが。そんなの間違っているだろ。」え?」

空「前は守れなかったかもしれないけど今は守れるだろ?守る力があるだろ?」

奏「はい。だけど、会うのが怖いんですよ。
もし拒否されたらって思うと何も出来なくなるんですよ」

空「馬鹿じゃねぇのか?橘 愛紗が目を覚ましたこと知ってるんだろ?」

奏「親から聞かされました。」

空「会えるんだから、話せるんだから謝ってもう1度やり直せばいいだろ?」

奏「そうですね。
何をくよくよしてたんでしょうね」

空「くよくよしてたんじゃない、自分の気持ちを整理してただけだろ。」

奏「ゆめとさんには何でもお見通しですね。」

そう言って笑う顔は話す前に比べてすっきりしたように見えた。

よかった。

それより橘 愛紗ってあたしの族の姫なんだよね。

あと一緒に潰してるんだよね。

あたしが月華であさは月星〜Gessei〜という通り名で活動している。

確か2人合わせて闇花〜Yamibanaと呼ばれている。

何故なのかは分からないけど。
< 36 / 170 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop