伝説の華
空「りょう、今何時?」

遼「7時30分。早くしねぇと学校に遅れる」

空「はいはーい」

まだ7時30分とかゆうのおかげだろうね。

ゆうは愛狼の中で1番時間に厳しいからね。

この前はゆうとは後で合流するってなって、ゆうととあたし以外のみんなは寝坊したりして、ゆうにこっぴどく説教されていた。

まぁ、あたしが思い出したのはカレンダーに書いたからなんだけどね。

とりあえずよかった。

ゆうは笑顔+敬語で怒るから怖いんだよね〜

もうあれは閻魔様だよ!!

悠「誰が閻魔様ですか?」

空「ひぃ、ナンデモナイデス」

悠「ならよかった」

ホッ

次からは声に出してないか気をつきけよ!

もう怒られたくないしね。

玲「そろそろ学校行かないくていいの?」

詩「あーそーだった!」

悠「早く行かないと怒られちゃうな」

『うん(あぁ)』

遼「瞳の色は変えねぇんだな」

空「うん。元からだと思われてるからね」

遼「それ言えば、髪の毛もだろ」

空「髪は別だよ…」

うん。髪は別。

遼「はいはい。とりあえず今日は髪の毛どうするんだ?」

空「んー、水色のメッシュって変かな?」

遼「ピンクの方がいいんじゃねぇの?」

空「あーたしかに。
じゃぁ、ピンクのピアス持ってきてー!」

遼「本当に人使い荒いよな…」

とかブツブツ言いながらピアスを取りにいってくれたりょうは優しいと思う。

遼「ほらよ」

空「ありがとー!」

遼「なんでメッシュの色と違うピアスじゃダメなんだ?」

空「揃えてた方がオシャレじゃん!」
< 42 / 170 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop